毎日中華

アジア旅行と最近始めた電子工作が大好きな理系大学生が書いてます

田舎から上京して来た大学生にとって、電車通学は日々のモチベアップに繋がる大切なルーチンである

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東京の電車に乗ると本当にいろんな人がいる。JR、東京メトロ、西武、東武、京王、都営地下鉄、東急、京急などなど。路線によってカラーも乗ってるお客さんのカラーが違う。言うまでもないが、羽田空港や成田空港行きの電車には外国人が多い。沿線に大学がたくさんある路線には若者が多い。

東京に来るまで、この世にはJRしかないと思っていた。たしかに地元にも私鉄という概念はたしかにあったけど、そもそも電車には滅多に乗らないし、乗るとしてもJRにしか乗らなかった。

余談だが、東京に来てから交通費に対して無頓着になった。というのも、田舎者には理解してもらえると思うのだけど、田舎にはPASMOSuicaのような、カードでピッと運賃を払うシステムはない。つまり毎回切符を買わなくてはいけない。毎回切符を買うと交通費が高いことを意識させられる。田舎にいると、東京ではなんとも思わないような数百円の移動費用さえも無意味に高く感じて外出するのが嫌になることはよくあった。

PASMOSuicaは恐ろしい発明品ですよ。なんたって、無料で電車に乗れているような気持ちにさせながら、実は乗客に触れもせずお金を徴収できるのだから。恐ろしや恐ろしや。

さて話がずれてしまったので元に帰りたい。

電車に乗ることで生きることへのモチベーションがアップするとはどういうことか。悲しいことに一方で、人生が辛くて電車に身を投げてしまう人がいるにもかかわらず。

可愛い女性が目の前に座っているからというのもあるのは間違いないが、何もよりも電車内という場所はいろんな生き方をしている人のサラダボウルだからだと思います。

ストライプ入りのかっこいいスーツを着た営業マンぽい人がいたり、鮮やかでカラフルな髪色のオシャレさんがいたり、ホッチキス留めされた資料を真剣に読み込んでいる人がいたり、本当にいろんな人がそれぞれの過ごし方を車内でしています。地元にいるときにはそういう人たちってあまり見なかったです。地元は車社会なので仕事の人はだいたい車移動だし、髪の毛を派手な色に染めてたら不良扱いされるし、もっと時間はゆっくりと流れていたような気がします。

でも東京では違います。

私は他の乗客たちにお尻を叩かれているような気がしています。「何をボォーっと生きてるんだ!生産性向上!生きている意味考えろ!学生だからって甘えてんじゃねえ!」的な感じです(笑) 別に誰も人生には興味がないし、お尻を叩こうともしていないですが、私が勝手にこう感じているのです。

毎朝毎晩窮屈な電車に乗って通学するのは確かに辛いです。満員電車が嫌なのは間違いなくて、あまりに嫌すぎて家を出るのが遅れて、ラボであろうが友達と遊びに行く用事であろうが遅刻してしまうこともあります。

それでも、一度電車に乗ると「頑張らなきゃな!」という気持ちにさせてくれるのが東京の(首都圏の)電車のすごいところです

ラボでブログなんて書いてないで、研究に勤しめよ!という声がどこからか聞こえそうなので、積ん読してる論文読んだり、実験したりします。SlackとかWordpressのテーマ作る勉強もしたいなー